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「シンプルだから、贅沢」本の感想

ドミニック・ローホーさん著、原秋子さん訳「シンプルだから、贅沢」(講談社)は、2016年2月に発売され、3月12日放送の「王様のブランチ」(TBS系列)の文芸書ブックスランキングで第2位になりました。早速、読んでみました。
本贅沢
私はこのブログを始めるにあたり、自分をシンプリストと名のること、シンプルライフをめざすと宣言することを、躊躇していました。後悔さえしていました。でも、この本を読んだら、とても安心して、シンプルライフを送ることができそうな気がしてきました。なぜなら、

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ドミニックさんの考えるシンプルライフが、とても心地よいものだったからです。

私は、例えば洋服なら、制服化することは(しかも私の中では地味な色という勝手な印象)は楽だけど、やっぱり少しは流行のものも着たいと、思ってしまうのです。物を減らす一方で、小物を新たに買ってはいけないイメージを持っていました。

ドミニックさんは、「自分に合った好みを追及していくこと」と述べています。

私は、この本を読んで、3人の人を思い出しました。

1人目は、近所のおばあさんです。おばあさんは、いつもキレイにお化粧をして、ハイヒールをはいて、真っ白いスーツかワンピースを着ています。コートも白です。きっと白が好きなのだと思います。

若い人でも、白は汚れやすいので避けがちです。お年寄りは、暗い色を着ることが多いですよね。

でも、そのおばあさんは、いつも清潔な真っ白の服を着ているのです。気をつけて見ていると、洋服は何着かあり、それを着まわしているようです。それは、そのおばあさんにとって、とても気持ちのいいことなのだと思います。


2人目は、私の亡くなった祖母です。祖母は、決して派手ではありませんでしたが、いつも優しくニコニコしていて、小奇麗にしていました。多分、ブランドなどは、知らなかったと思います。

数着のワンピースを持ち、よそ行きはたいてい着物をピシッと着ていました。家は物が少なく、掃除がゆきとどいていました。泊りにいくと、お日様の香りのするフカフカのお布団とのりのきいた真っ白なシーツと美味しいご飯を用意してくれていました。

祖母は特に大きな功績を残したわけではありません。でも、私は今でも時々祖母にむしょうに会いたくなります。


3人目は、アルプスの少女ハイジです。ハイジは、フランクフルトでキレイな洋服を着て、ごちそうを食べ、お人形をもらい、大きく立派な家に住んでいました。

でも、何もない、洋服も食事も質素な、アルプスの方が好きだったのです。まあ、アルプスには、ロッテンマイヤーさんは、いませんけれど(笑)


ドミニックさんは、「部屋に何もないのがシンプルなのではありません。自分らしさが出ているものしか置きたくない、というスタイルの中でくつろぎが生まれるのです。」と言っています。

他にも、捨てられない人へのアドバイスや、シンプルに暮らすためにはどうしたらよいか、ミニマリストとして生きる利点などが書かれていて、とても参考になりました。

ドミニックさんは、とても日本びいきの方のようです。昔の日本は、おのずとシンプルライフだったのかもしれませんね。

シンプルに生きることが、とても楽しみになる、そんな本でした。

引用されていた「人生の秘密は芸術にある。」という、オスカー・ワイルドの言葉が、とても印象に残りました。

ドミニックさんの他の本「シンプルに生きる」「屋根ひとつお茶一杯 魂を満たす小さな暮らし」「限りなく少なく豊かに生きる」など、他の著書も読んでみたいと思います。

ところで、物を減らそうとしている自分が、この度、また本を一冊増やしてしまったわけです。買うときは、「すぐにブックオフで売ればいいや。まだ、出たばかりだから、きっと高く売れるだろう。」と思ったのですが、読んだら手放したくなくなってしまいました。

この性格が物をためこんでいくのですよね・・・。

電子書籍で読もうかとも思いましたが、私は本の紙の手触りや、インクの香り、ページをめくる感覚や音、「ここまで読んだよ」と、しおりをはさむ瞬間などが大好きなのです。PCなどの画面は、目が疲れるので、あまり好きではありません。

しかし、今調べてみたら、むむっ、本は1296円、kindleの電子書籍なら1080円。電子書籍の方が216円も安いではありませんか!

ガーン・・・。しかも、amazonポイントも多い・・・。次に本を買うときは、電子書籍にしてみようと思います。強調文

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