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「人生後半を楽しむシンプル生活のススメ」松原惇子さん著 本 レビュー

松原惇子さんが65歳の2014年に書かれた本「人生後半を楽しむシンプル生活のススメ」(二見書房)を読みました。松原さんは「クロワッサン症候群」や「女が家を買うとき」の著者です。

人生後半を楽しむシンプル生活のススメ1

松原さんは離婚後、マンションを買いました。最初は1LDK。次は3LDKに買い替えます。その後、実家に戻り10畳の部屋で暮らすことになります。

様々な広さの家に住んだ松原さんは、物や生活に関する考え方が変わっていきます。

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引っ越しをする経緯も読み物として面白い本でした。ここではそれは割愛します。

松原さんは「モノが増えてしまう大きな原因は、捨てないからでも、つい買ってしまうからでもなく、置き場所があるからだと思う。」と言っています。確かに、人が断捨離や捨てることを意識するまでは、無意識のうちに置き場所があるから買ってしまうのかもしれません。愛子もそうでした。

家を買ったあと数年は、なにかあると「これは屋根裏へ。」とどんどん物を屋根裏に入れていました。親戚もいらなくなった物を「あなたの家は置き場所があるから持っていきなさいよ。」とくれます。愛子も「そうね。」と言ってもらっていました。

そのうち屋根裏に入りきらなくなり、廊下に物が置かれるようになりました。今思うと、これは危険信号だったのかもしれません。「階段や廊下に物を置く」このような状態になると物が確実に増えすぎているということです。

その次はどこに置くかというと、寝室やリビングなどの居住空間です。ここを物で占拠される前に、いるものといらないものを判別して物を減らさなければなりません。

松原さんの引っ越しの時の片付けの方法はとても参考になります。


松原さんはお料理に関して「料理は、手をかけたからおいしくなるというものでもないと思う。おいしいものはシンプル。家でいただくご飯はシンプルが一番いい。納豆またはお豆腐とちょっとした野菜と、少しの肉があれば、わたしはそれで満足だ。」と言っています。

愛子も40歳ぐらいからまったく同じように思うようになりました。うちは夫も料理をします。夫は揚げたり、炒めたり、手のかかる料理を作ります。愛子は、ゆでる、蒸す、焼く、そんな手抜き料理ばかりです。でもそんなシンプルな料理が一番素材の味をひきだすと思います。

さらに松原さんは「調味料は毎日使うものだけにして、スパイスなど、ほとんどの調味料を捨てた。」と書いています。愛子はふとわれにかえりました。

以前はドレッシングは手作りしていたのに、今は冷蔵庫の中に市販のドレッシングのビンが何本もあります。焼き肉のタレのようなものもあります。愛子はこういうものは便利だとは思いますが好きではありません。こういうものを買ってくるのは夫です。

最近は市販のものも本当においしいと思います。でも、子供たちの反応を見ていると、化学的な味に慣れている子はシンプルなものに満足することができません。素材の味を楽しむことができなくなってしまうのです。もう少し調味料や料理を見直そうと思いました。


松原さんはとてもオシャレです。60代のメイクやアクセサリー、洋服の色の選び方のポイントも書かれています。

人との付き合い方について、「無理をして付き合うことはない。」というのが風潮のようです。でも松原さんはちょっと違います。もちろん無理することはないのですが、「誘われたら行く。たとえ興味のないものでも。」と言っています。

これは年齢にもよるかもしれません。若いうちは全部のお誘いを受けていると大変なことになってしまうかもしれません。ある程度の年齢になって、その先の人生をどう過ごしたいかによると思います。

松原さんのようにお友達と楽しく老後を過ごしたいのであれば「誘われたら行く。」ようにしておいた方がいいでしょう。

松原さんのお母様は88歳でもとても元気でオシャレです。たくさんのお友達がいて、毎日のように出かけるそうです。お母様についての記述もたくさんあります。

この本は、人生後半を楽しく生きるための指南書となりました。

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