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「フランス人は10着しか服を持たない2 」ジェニファー.L.スコット レビュー

フランス人は10着しか服を持たない」(大和書房)は、世界14ヵ国で刊行され、日本では2015年実用書・ノンフィクション部門の年間ベストセラー第1位を獲得しました。

著者のジェニファー.L.スコットさんは、カリフォルニアで生まれ大学時代にパリに留学しました。ホームステイ先のマダム・シックから多大なる影響を受けました。

「ジェニファーさんは、自分らしさを大切にし、衣食住のすべてにおいて、日々のささやかな喜びを味わうシンプルで心豊かな暮らしを提案しました。」と、訳者あとがきにありました。
20160921フランス人は10着しか服を持たない2

2では、「シックとは?」「あわただしい生活の中で魅力ある人になる方法」などが書かれています。

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ジェニファーさんが「フランス人は10着しか服を持たない」を書いたとき、6ヵ月の娘さんがいたそうです。今回の「フランス人は10着しか服を持たない2」を書いたときは、幼稚園と赤ちゃんの二人の娘さんのママになっていました。

ジェニファーさんは、ライターの仕事を家でしているようです。

2人の小さい子供を育てながら、いかにシックに暮らすか?それは大変なことです。

でもジェニファーさんは、そのあわただしい生活ぶりを包み隠さず書いています。「子育て中のママが子供に振り回されていっぱいいっぱいだったり、イライラしたりするのは万国共通なのだわ。」と、なんだか嬉しくなってしまいました。

愛子はとくに不器用なのでひとつのことしかできません。「子育て」してたら「子育て」しかできません。片付けまでできなくなってしまいました(笑)

ジェニファーさんは、そんな母親の気持ちをちゃんをわかっています。あわただしい生活のなかでも、例えば1日15分だけタイマーをかけて片づけるとか、毎日の料理を手際よくするための方法などを見つけていきます。

「シックな暮らしを送るための秘訣は、情熱。自分たちらしい「暮らしの達人」になろう。好奇心を持って、朝起きてから夜寝るまでのすべてのことに、フレッシュな気持ちで向き合っていこう。」とジェニファーさんは言っています。

このシリーズのひとつの魅力は、アメリカ人のジェニファーさんがフランスの伝統的な暮らし方をまるで新しいもののように新鮮な視点で紹介していることでしょう。

それは日本人である私たちにとっても同じように感じることです。そこに共感し、共に驚くのです。

ジェニファーさんはフランス人を「どうやらフランス人たちは、居心地のよい家庭を築くことに誇りと喜びを感じているようだ。フランス人にとって、それは人生の喜びのひとつ。それには家のことがうまく行っていなければならない。家庭生活が喜びに満ちていれば、外に出ても自信を持って楽しくやっていけるーそんな秘密を彼らは知っているのだ。」と言っています。

「フランス人の友人たちから学んだいちばん大切なことは、家のことに対する考え方がポジティブなこと。毎日の家事や雑用でさえも楽しんでしまう。」とも。

そしてポジティブに家事を楽しむ方法をたくさん紹介しています。

それから上手なな気分転換の方法も教えてくれています。


お昼ご飯をあなたはどのように食べていますか?愛子はしっかり食べますが、たいていは残り物をテレビを見ながらひとりで食べます。

ジェニファーさんはランチの時間を大切にと言っています。「わたしたちは、一日中せわしなく過ごし、ネット漬けになっている。i Phoneをつねにチェックして、ニュースを読んだり友達にメールを送ったり、フェイスブックを見たりして、気が散ってばかりいる。だからほんの数分でも、そういうものを全部シャットアウトして、活力を取り戻し、体にも心にも栄養を与える必要がある。ときには静寂こそ、心がもっとも求めているものかもしれない。」と。本当にそうですよね。

今の私たちは意識しないと、静寂な時を過ごすことができなくなっています。ランチの時ぐらいは、落ちついてゆったり過ごそうと思いました。

この本には食べ物の話がたくさん出てきます。日本人にはあまり馴染みのない「クレソンサンド」や「アーモンドミルク」などなど。それも興味深いです。

愛子は「フランス人は10着しか服を持たない」をまだ読んでいません。2 を先に読んでしまいました。2 にも洋服の話が出てきます。

ジェニファーさんはおしゃれです。休日でもちゃんとした格好をして過ごします。「10着は少ないなぁ。」と思っていたら、各季節10着でさらにエクストラアイテムとしてTシャツやカーデガン、コートなどもあります。合計すると結構な数になります。これには、ちょっと騙された気分になりました(笑)10着でおしゃれするのって、かなり難しいですよね。

「外の世界でつらい目に遭っても、家はあなたを守り、癒してくれる。家には座り心地のよいソファーや、あたたかいベッドなど、目に見えるかたちの安らぎもある。けれども家からもらうエネルギーには、目に見えない安らぎもたくさんある。」とジェニファーさんは言います。

愛子もそんなあったかい家をつくっていきたいと思います。

ジェニファーさんの人間味があふれ出た、楽しい本でした。

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